引っ越し時はいまのインターネットを継続すべき?解約して乗り換えるべき?

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ソフトバンク光

お住まいを引っ越しするにあたって必要な作業の中に、現在のインターネットの契約をどうするかというものがあります。今の契約をそのまま継続するか、または一旦解約して新たな回線を契約するかで、それぞれかかる費用や手間が変わってきます。
また、それらの選択が自由にできないケースもあり得るため、事前によく調べておく必要もあります。

この記事では、現在お引っ越しをお考え中の人に向けて、引っ越し時のインターネット契約の取り扱いについて解説していきます。

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引っ越しの際にインターネット回線はどうする?選択肢は2つ!

引っ越しの際、インターネットを新しい住所でも使いたい場合の選択肢は、

・引っ越し先でも今の回線契約を継続するか
・新住所で
新たな回線に乗り換えをするか

の2通りです。

継続利用には手続きが簡単、乗り換えには料金負担が軽い、というそれぞれのメリットがあります。

今のインターネット回線を継続利用(移転)する

現在の回線を引っ越し先でも引き続き利用する場合、必要な作業は現在契約をしている回線事業者・プロバイダ、または光コラボレーション事業者に引っ越し手続きの申し込みをするだけです。レンタルしている機器の移動・交換などを除くと事務的な作業はこの1ステップで完了するため、引っ越し先でも簡単にインターネット環境を整えることができます。

今のインターネット回線を解約して乗り換える

今の契約から別の回線に乗り換える場合は、現在利用中の回線の解約と、新たなサービスへの申し込みの2段階の作業が必要です。レンタル機器の返送・受け取りなどもそれぞれの回線事業者に対して行うので、継続利用よりもどうしても手間がかかります。その分、新しい回線の方で新規契約者向けのキャンペーンを受けることができるため、料金面でのメリットが発生します。

どちらにおいても新住所に対して回線の引き込み工事が必要ですので、申し込みからすぐに利用開始とはなりません。インターネットがつながらない期間を最小限にするためにも、引っ越し1ヶ月前ほどから手続きをしておいた方がいいでしょう。

手軽さをとるなら「継続利用(移転)」

継続利用(移転)の場合は、現在契約中の回線事業者に対しての移転手続きのみで済むため、楽に手配ができます。サポートセンターへ電話をし、引っ越し先の住所・引っ越しの日時など伝えるだけです。その後は、開通工事日の相談やレンタル機器の交換が必要かどうかなど、オペレーターの指示に従って進めていけば問題ありません。月額料金の支払い方法などもそのまま継続となるので、最小限の手間で完了します。

ただし、移転の場合でも費用がかかることが多く、たとえばauひかりは30,000~37,500円程度の初期工事時がかかります。

必ずしも継続利用できるとは限らないので注意!

利用者が引っ越し先での継続利用を希望していたとしても、それが叶わないケースもあり得ます。「auひかり」など提供エリアが限定されているサービスでは、引っ越し先の地域がエリア外だった、という状況も考えられます。

また、特別な移転キャンペーンなどをやっていない限り、新住所での開通工事費用(通常10,000円前後)がかかります。また、そのような工事費負担キャンペーンがあったとしても、実際は一旦契約を解除し再入会、となっているケースもあるので、申し込み前によく確認をする必要があります。

さらに、引っ越し先の物件が回線工事の許可されない賃貸物件であったなど、建物都合が原因になることもあります。このようなケースに該当する場合は、継続を諦めて別回線への乗り換えをするか、モバイルルーター契約に切り替えるかしか方法がありません。

お得をとるなら「解約して乗り換え」

別回線への乗り換えは、解約手続きと新規申し込み、2つの手続きが必要になるため、多少手間がかかります。しかし、現回線の解約金の負担や、その相当額キャッシュバックなど、新規契約者対象のキャンペーンを新たに受けられるというメリットがあります。結果、実質かかる費用を移転よりも安く済ませられることになります。

サービス解約時に発生する費用は以下のとおりです。

費用項目 内容
契約解除料 契約期間中の解約に対する違約金
開通工事費残債 解約回線の工事代を分割払いにしていた場合の残債分
撤去工事費用 建物を開通工事前の状態に復帰させるための工事費用

解約金負担・キャッシュバックの申請方法は事業者によって微細ありますが、おおよそ以下のようになります。

・解約費用負担:開通後、かかった解約費用の明細を新回線事業者に提出
・キャッシュバック:開通後、新回線事業者の指定サイトから受け取り手続き

引っ越し先でもお得に利用できる、おすすめ乗り換え先

乗り換えキャンペーンの内容や金額は、各サービスによってそれぞれ違います。以下では、特におすすめのサービスをお使いの携帯端末のキャリア別にご紹介します。

・ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「SoftBank光」「NURO光」

お使いのスマホがソフトバンク・ワイモバイルの方は、SoftBank光、またはNURO光がおすすめです。
ソフトバンクスマホ、ワイモバイルスマホとSoftBank光または、NURO光と契約することで、おうち割 光セットが適応できます。おうち割を適用することで、ソフトバンクスマホまたはワイモバイルスマホの月額料金が1台あたり最大1,000円/月割引となりますので、現在ソフトバンクまたは、ワイモバイルを契約していて、おうち割にされていないのであれば、この組み合わせがおすすめです。

<SoftBank光>

SoftBank光では、「あんしん乗り換えキャンペーン」というキャンペーンで、他社回線解約時に発生した費用を最大10万円まで負担してもらえます。さらに、SoftBank光の初期工事費24,000円分が還元されるキャンペーンが適用されますので、他社回線違約金とSoftBank光工事費分がカバーされるわけです。

回線開通後、発生した解約費用の明細をソフトバンク宛に提出することで、開通から約半年後に普通為替で受け取ることができます。普通為替は最寄りのゆうちょ銀行へ持参するとその場で現金に換金してもらえます。

<NURO光>

NURO光では、特設キャンペーンサイトからの申込で、35,000円のキャッシュバックが受け取れるため、それを解約費用に充当できます。NURO光の初期工事費1,333円×30ヶ月ですが1,334円×30ヶ月の割引が同時適用されるため、実質無料となります。

開通から約4ヶ月後に、NUROのマイページにて受取手続きを行います。後日、登録した銀行口座に現金で振り込まれます。

SoftBank光とNURO光は上記キャンペーンの他に、ソフトバンク端末とのセット割引である「おうち割 光セット」が使えます。ソフトバンク端末の月額料金が最大1,000円割引されます。最大10台の端末まで適用、割引は契約中であれば永年受け続けることができるので、通信費用の節約にもなります。

・auユーザーなら「auひかり」「コミュファ光」「eo光」など

auスマホをご利用中の人は、「auひかり」または「コミュファ光」「eo光」などの電力系光回線サービスがおすすめです。

<auひかり>

auひかりでは「auひかりスタートサポート」というキャンペーンで、最大30,000円まで解約金の補填が可能です。

送付されてくる申請用紙に必要事項を記入し、解約費用の明細と合わせてauに郵送提出します。その後、約1〜2ヶ月ほどで、郵便為替、またはauのプリペイドカード「au WALLET」へのチャージで還元されます。

<コミュファ光>

コミュファ光は、東海地域限定で提供されている光回線サービスです。乗り換えの方を対象に最大40,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。

回線開通後、コミュファ専用アプリをダウンロードし、そこに設置されたアンケートに回答します。後日届く特典受け取りメールにて受け取り希望の銀行口座を登録、現金振り込みでの受け取りです。

<eo光>

eo光は、関西地域限定で提供されている光回線サービスです。乗り換えの方を対象に最大50,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。

いずれも「auスマートバリュー」という、auスマホの月額料金が1台あたり最大2,000円割引されるセット割引サービスの対象です。対象端末台数は最大10台まで、3年目以降割引金額が減額されるパターンもありますが、割引自体は永年受け続けることができます。

同じ回線を再契約するという選択肢も

ここまでに説明をした継続利用・乗り換えの他にもう1つ、現在の回線を一度解約し、新住所でもう一度同じ回線を新規契約するという方法もあります。

この方法をとることによって、同じサービスから新規契約者向けのキャンペーンを再度受けることができます。しかし現状、または過去に契約がある人物からの申し込みだとキャンペーンの対象外です。契約者の名前を家族など、別の方にして契約しなくてはなりません。

ただ、あくまでこれは新規契約者向けのキャンペーンが受けられる方法であり、乗り換えが条件のキャンペーンの場合、乗り換え元が同社サービスとなるので使うことができません。

また、オフィシャルとして推奨されている方法ではありませんので、あくまで可能性の1つとしてお考えください。

モバイルルーターは引っ越し先でも工事なしで利用できる!

モバイルルーターの契約は、引っ越しの際の手続きがほぼ不要だといえます。そもそも外出先に持ち出して使うものであるため、回線工事による制限がありません。郵送物の受け取りなどの関係から登録住所の変更はしておいた方がいいですが、引っ越し先が提供エリア内という条件さえ満たしていれば、そのまま引っ越し先での利用が可能です。エリアや建物都合で継続、または乗り換えができない人の代替手段としても有用です。

これらモバイルルーターサービスで代表的なものに、「WiMAX」や「どんなときもWiFi」があります。

<WiMAX>

WiMAXには、月間のデータ通信量が無制限の「ギガ放題プラン」があります(ただし、3日間で10ギガ以上のデータ通信をすると通信速度制限がかかります)。公式であるUQやBIGLOBEなど、申し込みをするプロバイダ窓口によって料金やキャンペーンに違いがあり、自分に合ったものから選択ができます。モバイルルーターはもちろん、持ち歩きはできませんがスペック的に優位な据置タイプのルーターなど、端末にもバリエーションがあります。

まとめ

引っ越しをする際に、現在のインターネット契約を継続するか別のサービスを新規契約するかの違いは以下になります。

・移転継続をする場合:かかる手間は少ないが料金的な負担が発生する
・新規契約をする場合:必要な手続きは多いがキャンペーンなどで料金面のメリットがある

転勤などで頻繁に引っ越しをする人などは、モバイルルーター契約に切り替えてみてもいいかもしれません。

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