静岡・愛知・岐阜・三重の東海地方で光回線を検討されている方へ、光回線を選ぶ際のポイントを解説し、上記サービスの料金・特徴やキャンペーンなどを詳しく紹介していきます。
東海地方で光回線を選ぶ際のポイントは?
光回線を選ぶ際に注目すべき点に、回線速度や料金・キャンペーンなどがあります。
なお、東海地方での提供エリアや建物による導入の可否、周辺状況による通信の安定性なども考慮する必要があります。
通信速度の速さ
光回線を選ぶ場合、通信速度は大切です。光回線の速度は最大1Gbpsが主流です。しかし、マンションタイプでは導入施設によって最大速度が100Mbpsの場合も考えられます。
また、逆に最大速度2Gbpsの超高速回線も、エリアが限定的ではありますが、東海地方では選択できます。
特にネットゲームや動画配信など、大量のデータ通信が必要な方には、通信速度の速さは優先して考慮すべきポイントですので、しっかりとチェックしましょう。
通信の安定性
ネットが途切れてばかりではストレスになってしまいますので、通信の安定性も重要です。
また、山岳部など、都心部から離れた地域になると、自然災害などによる通信障害への対応に遅れが出てしまう可能性があります。また、普段から通信が安定しにくいことも多いことが考えられます。安定した通信環境を確保するためには、サポートの厚い大手事業者との契約が安心です。
住んでいる建物
光回線には大きく分けて戸建タイプとマンションタイプがあり、それぞれ料金やキャンペーンに違いが出ることがあります。また、建物状況が回線契約自体の可否基準になることもあります。
お住まいが集合住宅であってもマンションタイプの設備が用意されていない場合、戸建てタイプでしか契約ができません。
申し込みをする前に、お住まいの住所の提供状況を確認しておきましょう。
キャンペーン内容
今回ご紹介する回線サービスは、月額基本料金にそこまで大きな差はありません。しかし、キャッシュバックやスマホとのセット割など、独自のキャンペーンにより「実質金額」に差が出ることがあります。
本当に安いサービスを探すためには、これらキャンペーンの内容・条件を比較して選びましょう。
東海地方でおすすめの光回線をご紹介!
ここからはおすすめの光回線サービスの料金や特徴、キャンペーンなどを解説していきます。
料金は月額基本料金の他に、各キャンペーンを適用させた後の実質料金もあわせてご紹介しています。
マンションタイプの場合、建物設備によって速度に差がありますので、公式サイトなどで確認をしましょう。
NURO光
NURO光の特徴は、何といってもその回線速度の速さです。回線の下り速度が2Gbpsと高速です。
しかしNURO光は東海地方で提供開始して間もないこともあり、戸建への提供がメインです。
集合住宅向け マンションタイプがありますが、最低4世帯以上の契約が必要であるなどマンションタイプ導入条件が厳しく、導入物件は非常に少ない状態です。
マンションタイプ未導入の集合住宅でNURO光を利用するには、戸建タイプを個別に引き込む方法しかありません。その際、8階建て以上のマンションには導入ができません。建物全体の総階数が基準のため、7階以下の部屋であっても契約できないので注意が必要です、
戸建てタイプ | |
下り最大速度(上り速度) | 2Gbps(1Gbps) |
3年間の実質費用 | 135,748円 |
月額基本料金 | 4,743円 |
開通工事費用 | 40,000円(実質無料) |
契約事務手数料 | 3,000円(実質無料) |
解約違約金 | 9,500円 |
・キャッシュバック35,000円
・工事費相当額割引
・事務契約手数料無料
・おうち割 光セット
NURO光では、新規契約者を対象に35,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。さらに、初期費用にあたる「開通工事費用」「事務契約手数料」も全額割引になるため、実質料金が大幅に下がります。
月額料金もプロバイダ料金込で安く、wifiルーターのレンタル代の割引やセキュリティソフト無料などの特典もあります。
しかし、工事費用は30ヶ月の分割相殺になっているため、30ヶ月未満の解約では残債分を一括で支払う必要があります。
NURO光は、さらにSoftBank端末(スマホ・ケータイ・タブレット)とのセット割である「おうち割 光セット」を使うことができます。SoftBank端末と契約をセットにすることで、SoftBank端末の月額料金が最大1,000円割引されます。
割引対象の台数は最大10台までとなっているので、家族や同居人にソフトバンクユーザーがいる場合、よりお得に利用できます。適用条件として、NURO光での光電話(月額500円)、SoftBank端末側でのホワイトコール24(無料)の加入が必要です。
コミュファ光
コミュファ光は、中部テレコミュニケーションが提供する東海地方限定の光回線です。マンションへの導入も多く、回線速度も上り下りともに1Gbpsと十分なスペックを誇っています。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
下り最大速度(上り速度) | 1Gbps(1Gbps) | |
3年間の実質費用 | 189,700円 | 189,700円 |
163,156円(ギガデビュー割) | ||
月額基本料金 | 5,250円 | 5,250円 |
3,640円(ギガデビュー割) | ||
開通工事費用 | 25,000円(実質無料) | |
契約事務手数料 | 700円 | |
解約違約金 | 10,000円 |
・ギガデビュー割(月額料金割引)
・乗り換えキャンペーン40,000円キャシュバック
・auスマートバリュー
コミュファ光には戸建てプランが対象の月額料金割引キャンペーンがあり、12ヶ月間1,610円、13ヶ月目以降601円の月額料金割引を受けることができます。ただし、このキャンペーンは後述のauスマートバリューとの併用ができません。
他社回線からの乗り換えの方向けに、最大40,000円のキャッシュバックキャンペーンも行っています。乗り換え元回線で発生した違約金と同額が、後日現金振込で還元されます。
条件は光電話サービス(月額300円)と電話オプションパック(月額990円)の加入です。光電話のみだと最大還元金額が35,000円になります。
コミュファ光は、au端末(スマホ・ケータイ・タブレット)とのセット割引である「auスマートバリュー」を使うことが可能です。au端末1台あたり、最大2,000円の月額割引が受けられます。
割引対象台数は10台まで、3年目以降割引金額の減少がありますが、割引自体は永年継続されます。条件としてひかり電話サービス(月額300円)の加入が必要です。
SoftBank光
SoftBank光は、SoftBank提供の光コラボレーション回線です。NTTフレッツ光回線を利用しているため、速度や安定性に定評があります。
SoftBank携帯との「おうち割 光セット」との併用が前提となります。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
下り最大速度(上り速度) | 1Gbps(1Gbps) | 100Mbps〜1Gbps(100Mbps〜1Gbps) |
3年間の実質費用 | 214,200円 | 163,800円 |
190,200円(乗り換え時) | 139,800円(乗り換え時) | |
月額基本料金 | 5,200円 | 3,800円 |
開通工事費用 | 24,000円(乗り換えで実質無料) | |
契約事務手数料 | 3,000円 | |
解約違約金 | 9,500円 |
・SoftBank光乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン
・SoftBank光あんしん乗り換えキャンペーン
・おうち割 光セット
SoftBank光には、他社回線からの乗り換えが条件になっているキャンペーンが2つあります。1つは開通工事費用と同額のキャッシュバック、もう1つは乗り換え元回線の解約金還元キャンペーンです。
解約金還元キャンペーンは、違約金・工事費用の残債・撤去工事代など還元対象が幅広く、最大金額も10万円までとなっているため、実質全額還元と考えてもよいでしょう。乗り換え元回線の解約費用明細をSoftBankに提出することで、2つのキャンペーンを同時に受けることができます。
おうち割 光セットの内容は、先述のNURO光と同じ内容です。条件に少し違いがあり、月額500円のオプションパック(光BBユニットレンタル、Wi-Fiマルチパック、固定電話サービス)の加入が条件になっています。
ドコモ光
ドコモが提供する光コラボレーションサービスです。こちらもNTTフレッツ光回線を利用するため、速度や安定性には優れています。東海地方で契約できる回線の中で、ドコモスマホとのセット割引が使えるものはこのドコモ光だけです。月額料金は比較的高めで、乗り換えや初期費用割引キャンペーンがないため、NTTフレッツ光や他社光コラボ回線からの転用切り替えが望ましいです。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
下り最大速度(上り速度) | 1Gbps(1Gbps) | 100Mbps〜1Gbps(100Mbps〜1Gbps) |
3年間の実質費用 | 188,200円 | 142,000円 |
月額基本料金 | 5,200円 | 4,000円 |
開通工事費用 | 18,000円 | 15,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円 | |
解約違約金 | 13,000円 | 8,000円 |
・dポイント20,000円分プレゼント
・ドコモ光セット割
新規契約の場合、コンビニ支払いや商品交換などで使えるdポイントが20,000円分プレゼントされます。ほぼ現金と同様の使い道があるため、新規契約の場合、これを初期費用補填分と考えることができます。
ドコモスマホとのセット割引である「ドコモ光セット割」を唯一使うことができます。追加オプション不要で、主回線のドコモスマホの月額料金が、毎月最大3,500円割引されます。
auひかり
auひかりは、auの自社回線で提供される回線です。ただし、東海地方では戸建てタイプの提供はありません。
マンションタイプもauひかり設備が導入されているものに対してのみ提供となるので、提供条件にかなり制限があるといえます。その分、契約者数にも限りがあるため、回線の安定性に期待ができます。
マンションタイプのみ | |
最大速度(上り/下り) | 35Mbps/100Mbps |
3年間の実質費用 | 139,800円 |
月額基本料金 | 3,800円 |
開通工事費用 | 30,000円(実質無料) |
契約事務手数料 | 3,000円 |
解約違約金 | 7,000円 |
・初期費用相当割引
・auひかりスタートサポート
・auスマートバリュー
初期費用相当割引キャンペーンでは、開通工事費用である30,000円が実質無料になります。24ヶ月で分割された工事代を、毎月同額割引で相殺していく方式です。そのため24ヶ月未満で解約をしてしまうと、工事費用の残債が一括請求されるので注意が必要です。
auスタートサポートでは、他社回線の解約金が還元されます。還元金額は最大30,000円までで、解約違約金や工事費残債、撤去工事費用などが還元されます。還元金額が少なめな点に注意が必要です。
auスマートバリューは上記コミュファ光で解説したものと同様です。ただし、条件である光電話サービスの月額料金がauひかりは500円という違いがあります。
まとめ
契約する光回線を選ぶ際には、通信の速度・安定性・提供の可否・キャンペーンの内容・条件などに注目をしましょう。
今回ご紹介した5つのサービスがおすすめのケースをパターンに分けると、以下のようになります。
・SoftBank端末を持っている
・導入先が戸建てまたは7階建て以下の集合住宅
・通信速度を重視する
・auの端末を持っている
・導入先が戸建て
・集合住宅でも回線速度を重視する
・SoftBank端末を持っている
・他社回線からの乗り換えである
・ドコモスマホを持っている
・フレッツ光や他社光コラボからの転用である
・au端末を持っている
・初期費用を抑えたい
上記から当てはまるものを基準に、最も得する光回線を探しましょう。