ドコモのスマホを利用しているから、ドコモ光の方がいいのか、eo光が安いと聞くしeo光がいいのか悩んでらっしゃいませんか?関西エリアで提供されている「eo光」と、フレッツ光の回線を利用して全国での契約が可能な「ドコモ光」では、どちらとの契約がよりお得に利用できるのでしょうか。
この記事では、eo光とドコモ光について料金や速度などのさまざまな面から比較し、解説していきます。
ちなみにeo光の提供エリアは関西圏(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県の一部)です。
eo光とドコモ光の料金比較
まずは、eo光とドコモ光を料金で比較してみましょう。
料金はeo光が安い
料金の比較をするには、月額料金だけではなく以下の料金をすべて加味しなくてはなりません。
・月額料金(基本料金、テレビ・電話などの料金プラン)
・解約違約金(契約期間内での解約違約金)
単純に以下の料金を比較した場合だと、eo光の方が安い結果になります。
インターネットの月額料金
月額料金には、基本料金にキャンペーンによる割引などが加わることがあります。より厳密な比較をするためには、更新までの2年間分をすべて合計した「実質金額」での比較が有効です。
【戸建タイプ】
eo光 | ドコモ光 | |
月額料金 | 4,953円 | 5,200円 |
割引キャンペーン | -2,000円(最大1年間) | なし |
プレゼントキャンペーン | 商品券 10,000円分 プレゼント |
dポイント 10,000pt プレゼント |
2年間の実質料金合計 | 84,872円 | 114,800円 |
※マンションタイプは物件の状況によって契約そのものができなかったり、プランなど異なるため別記事を参照してみてください。
eo光では月額料金割引と商品券プレゼント、ドコモ光はポイントでの還元キャンペーンがあります。これらを合算して考えた場合、2年間で30,000円程度eo光の方が安い計算になります。
初期費用
工事費用は、それぞれ以下のように設定されています。
【戸建てタイプ】
eo光 | ドコモ光 | |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
工事費用 | 27,000円 (分割の場合 900円×30ヶ月) |
18,000円 |
割引キャンペーン | -900円×30ヶ月 | 時期によっては工事無料に |
合計 | 3,000円 | 3,000円 |
eo光は工事費相当額が割引されるため実質無料となります。ドコモ光についてはキャンペーン時期により工事費無料か、dポイント20,000pt プレゼントとなります。
eo光の工事費相当額割引は、30ヶ月で相殺するイメージです。つまり30ヶ月以内に解約してしまうと以降の工事費の割賦残債金を一括で支払う必要がありますので注意が必要です。
一方のドコモ光は、工事費無料キャンペーンの場合、契約時点で工事費が完全に無料となるため、どのタイミングで解約をしても工事代が請求されることはありません。
【マンションタイプ】
eo光 | ドコモ光 | |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
工事費用 | 5,000円 | 15,000円 |
割引キャンペーン | -5,000円 | 時期によっては工事無料に |
合計 | 3,000円 | 3,000円 |
eo光マンションタイプは集合住宅によっても異なりますが、大体は工事費が無料です。ドコモ光は上記の戸建タイプ同様にキャンペーン時期により異なりますので申込タイミングをみて判断しましょう。
解約違約金
仕事の都合や急な引っ越しなどで契約を解除せざるを得ない可能性がある場合は、契約期間と解約時にかかる解約金についてもチェックをしておきましょう。
【戸建てタイプ】
eo光 | ドコモ光 | |
契約期間 | 最低利用期間2年 | 2年毎の自動更新 |
違約金不要タイミング | 開通から25ヶ月目以降 | 開通から24、25、26ヶ月目 |
違約金 | 〜12ヶ月目:12,000円 〜24ヶ月目:6,000円 |
13,000円 |
【マンションタイプ】
eo光 | ドコモ光 | |
契約期間 | 最低利用期間1年 | 2年毎の自動更新 |
違約金不要タイミング | 開通から13ヶ月目以降 | 開通から24、25、26ヶ月目 |
違約金 | 5,000円 | 8,000円 |
eo光の場合、契約期間は戸建てタイプの場合2年間、マンションタイプの場合は1年間の「最低利用期間」です。そのため、それぞれ3年目以降、2年目以降のタイミングであれば解約時に違約金はかかりません。マンションタイプの場合は、契約内容やマンションによって別途費用がかかる場合もあります。
ドコモ光では、2年間の「自動更新契約」となるため、2年ごとに来る3ヶ月間の更新月以外では、必ず解約時に違約金の支払いが必要です。
電話料金
昨今では利用者が少なくなってきていますが、利用する方であれば固定電話の料金についても注目しましょう。月額基本料金のほか、通話料金も利用の頻度によっては毎月の支払料金に大きく影響します。
eo光 | ドコモ光 | |
月額基本料金 | 286円 (多機能ルーターレンタル料) |
500円 |
一般電話通話料 | eo光電話:0円 eo光提供地域:7.4円/3分 その他地域:8円/3分 |
8円/3分 |
携帯電話通話料 | 18円/1分 | ドコモ:16円/1分 au:18円/1分 ソフトバンク:18円/1分 |
一般電話に対しての通話料金はどちらも3分8円が基本の料金ですが、eo光の場合、eo光の提供地域である近畿2府4県と福井県宛の通話は、3分7.4円と割安に設定されています。
携帯電話宛の通話は、1分18円が基本設定ですが、ドコモ光の場合、同社サービスであるドコモに対しては1分16円と、基準よりも安い金額で通話できます。
スマホ割はそれぞれ対応
前述までのように、全体的な金額で比べるとeo光の方に料金的メリットがありますが、利用中のスマートフォンとのセット割を活用すると、状況は変わります。
これらセット割は、スマホの月額料金に大きな金額が割引されるため、auユーザーであればauスマートバリューが使えるeo光、ドコモユーザーであればドコモ光セット割が使えるドコモ光がお得な契約先となる可能性があります。
eo光は「auスマートバリュー」
eo光では、au端末(スマホ・タブレット・ケータイ)の月額料金が割引される「auスマートバリュー」を適用することができます。このサービスを使うためには、eo光の契約にeo光電話を追加することが条件です。
割引される金額はau端末の契約プランによって変化し、1台あたり500円または1,000円がau端末の月額料金から割引されます。eo光の契約者とau端末の契約者が家族に含まれる続柄であれば、最大10台までの端末が割引の対象です。
ドコモ光は「ドコモ光セット割」
ドコモのスマホユーザーであれば、「ドコモ光セット割」が利用できます。ひかり電話サービスへの加入は必要なく、ネット回線契約のみでの加入が可能です。
スマホ側の契約が、1つのデータ契約プランを複数台で分け合う「シェアパック」の場合は、そのシェアパックにのみ適用されます。それぞれの端末が別々のプランで契約している場合は、それぞれの回線にプランに対応した金額が、端末の月額料金から割引されます。
ドコモ光セット割は、ファミリー割引のグループやシェアグループ内に登録されている最大20回線までが割引の対象です。
eo光、ドコモ光の提供エリアと通信速度について
対応エリアはドコモ光が圧倒的に広い
提供エリアの広さで比べると、ドコモ光が圧倒的なエリアカバー率を誇ります。
eo光は関西電力グループの株式会社オプテージ(旧 株式会社ケイ・オプティコム)が提供する関西圏を中心とした地域限定のサービスでありますが、ドコモ光は日本全国で展開しているNTTフレッツ光の回線網を利用したサービスであるためです。
関西圏外への引っ越しになった場合、eo光は解約するしか選択肢がありませんが、ドコモ光であれば引っ越し先でも契約を継続できます。
通信速度はどちらも1GでIPv6にも対応
回線通信速度は、eo光・ドコモ光のどちらも最大1Gbpsのプランが基本となっています。ただし、集合住宅などでは、建物の施設状況によって100Mbps上限のサービスしか加入できないケースもあるため、事前の確認が必要です。
光回線を契約しているにも関わらず「Wi-Fi接続が遅い」といった場合、IPv6接続に対応していない可能性が考えられます。通信混雑を回避し、通信の実効速度を向上させる「IPv6接続」には、eo光、ドコモ光共に対応していますが、効果を発揮するにはプロバイダ側の対応と接続機器(ルーター)の対応が重要となります。
eo光の場合はIPv6接続対応の多機能ルーターが標準装備されており、プロバイダーはeonetでこちらも対応しています。ドコモ光の場合は光電話を契約するとNTTのホームゲートウェイという機器が用意されるためIPv6接続対応となりますが、光電話を契約しない場合、IPv6接続対応ルータを別途用意する必要が出てきます。またドコモ光はプロバイダーを選べるようになっていますが、IPv6接続に対応しているプロバイダーなのか確認が必要です。
eo光の速度に関する口コミ
ここではeo光速度についての口コミを紹介します。
ダウンロード・アップロードともに300Mbpsを超える高数値です。高画質動画も大容量のゲームデータのダウンロードも問題なく利用できるでしょう。
深夜帯での計測でかなりのダウンロード速度が出ています。昼間でも500Mbpsほど出ているのことなので、時間帯で遅延を感じることはなさそうです。
ドコモ光の速度に関する口コミ
次に、ドコモ光の速度に関しての口コミです。
IPv6オプションを追加せずにこの数値が出ているとのことなので、対応ルーターを利用すればさらなる速度の向上が見込めそうです。
eo光・ドコモ光はキャンペーンを活用してお得に申し込もう
eo光とドコモ光は、それぞれ申込窓口やプロバイダの選択によって、独自のキャンペーンを受けることができます。公式キャンペーンと併用することが可能であるため、下記で紹介する窓口の利用がオススメです。
eo光のおすすめキャンペーン
eo光の申し込みは、公式サイト、家電量販店などの選択肢がありますが、基本的に公式キャンペーンと同内容でどこで申し込んでも同じ・・・ように見えますが、実は1つおトクな窓口があります。詳細については別の記事にまとめておりますので、こちらからご覧ください。
ドコモ光のおすすめキャンペーン
ドコモ光申込を検討される際は「GMOとくとくBB」公式ホームページからの申し込みがオススメです。こちらのキャンペーンでは、IPv6対応の高性能Wi-Fiルーターを永年無料でレンタルできます。
ドコモ光でもIPv6接続で楽しみたいという方、通信速度が気になるという方にはおススメです。
まとめ
関西圏でeo光とドコモ光、どちらを申し込みするか検討している場合には、以下の基準での選択がオススメです。
eo光がオススメの方
・関西圏からの引っ越しをする予定がない
ドコモ光がオススメ
・関西県外への引っ越しの予定がある
スマホの契約がau、ドコモのどちらでもない場合は、月額料金が安いeo光の方がオススメですが、関西圏外への引っ越す予定の有無でも判断をした方がいいでしょう。
また、eo光・ドコモ光は、それぞれ申込窓口が公式以外にも存在します。公式キャンペーンは基本的にどの窓口でも受けることができるため、より多くの独自キャンペーンが受けられる窓口からの申し込みがオススメです。
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