NTT西日本フレッツ光のサービス内容を徹底解説!新規契約をおすすめしない理由

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フレッツ光

NTT西日本フレッツ光は、NTT西日本が提供する光回線サービスでNTT西日本エリア(北陸・東海・関西・中国・四国・九州・沖縄)で利用できます。最大1Gbpsの通信速度が利用でき、料金プランは定額制と従量課金制の2つから選択できるようになっています。

ただし、NTTはフレッツ光回線をプロバイダなどの通信事業者に貸し出してサービスを提供する光コラボレーションモデル」の契約を推進しているため、現状、フレッツ光の新規契約者向けキャンペーンを積極的に行っていません。光コラボ回線であれば、フレッツ光と同品質の内容でありながら、スマホとのセット割や新規契約者向けのキャンペーンが受けられるのでお得です。

今回はNTT西日本フレッツ光のサービス内容から申し込み方法まで、詳しく解説していきます。 

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NTT西日本フレッツ光の主なプランとサービス内容

NTT西日本フレッツ光の料金プランは、定額制の「フレッツ光ネクスト」と従量課金制の「フレッツ光ライト」の2種類となっており、どちらも「基本料金+プロバイダ料」及び「初期工事費」が必要です。フレッツ光では他回線と違い、プロバイダが別契約となる点が特徴的ですが、「光はじめ割」を適用させると永年月額料金が割引されるため、実費負担を減らすことができます。

フレッツ光ネクスト

NTT西日本では「Bフレッツ」「フレッツ光・プレミアム」というサービスを提供していましたが、いずれもサービスを終了しています。「フレッツ光ネクスト」は次世代通信規格IPv6対応で映像の送受信などの大容量通信を見据えたサービスです。

定額制のフレッツ光ネクストのプランは、戸建て向けの「ファミリータイプ」と、集合住宅向けの「マンションタイプ」の2種類です。最大通信速度はどちらも1Gbpsかつ「IPv6」接続にも対応していますので、混雑しやすい時間帯でもラグを感じることなく快適にネットを楽しむことができます。ただし、マンションタイプの場合、その建物の導入設備によって仕様が異なります。その点は後述にて解説いたします。

・ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼

ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼は、フレッツ光ネクストの戸建向けプランです。

月額料金※1光はじめ割適用 4,300円+プロバイダ料
工事費 18,000円

※1 1~2年目の料金を記載

戸建てタイプの基本料金は通常5,400円ですが、「光はじめ割」を適用させることで、1~2年目は4,300円まで安くなります。工事費は一括払い、もしくは月々500円×30回の分割払いが選択できます。

・マンションタイプ

マンションタイプ はフレッツ光ネクストの集合住宅向けプランで、建物の導入設備や同建物内の契約見込み戸数によって契約できるプランや仕様内容が異なります。

ひかり配線方式

NTT西日本 収容局ビルから集合住宅内までを光ファイバー、集合住宅内の各住居までも光ファイバーで接続する配線方式。光ファイバーケーブルを宅内まで配線しているため、理論上では一番速度がでる。通信速度は最大1Gbps。「マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」はこの配線方式のみ提供可能となる。

VDSL方式

NTT西日本 収容局ビルから集合住宅まで光ファイバー、集合住宅内の各住居までを電話回線用ケーブルで接続する配線方式。電話回線用ケーブルを利用するため、導入がしやすい為、多くの集合住宅で導入されている配線方式。通信速度は最大100Mbps。この配線方式でマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼は提供できないため、提供サービスは「フレッツ光ネクスト マンション」となる。

LAN方式

NTT西日本 収容局ビルから集合住宅まで光ファイバー、集合住宅内の各住居までをLANケーブルで接続する配線方式。導入している建物はあまりない。壁にLANジャックが用意されており、回線終端装置が不要なため、月額料金がひかり配線方式、VDSL方式と異なり安価になっている。通信速度は最大100Mbps。この配線方式においてもマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼は提供できないため、提供サービスは「フレッツ光ネクスト マンション」となる。

料金プラン

マンションタイプの料金プランは導入物件の契約見込戸数で異なります。基本的には集合住宅の総戸数が目安です。

プラン 月額料金※2 契約見込み戸数 工事費
プラン1 3,250円+プロバイダ料 8ユーザー以上 15,000円
プラン2 2,850円+プロバイダ料 16ユーザー以上
ミニ 3,950円+プロバイダ料 6ユーザー以上

※2 光はじめ割適用後1~2年目の料金を記載

契約見込み戸数が多いほど料金がやすくなります。
また、集合住宅向けのプランも「光はじめ割」を適用させることで、プランによって月額基本料金が350~550円/月 安くなります。

フレッツ光ライト

フレッツ光ライトは上限金額が設定されている2段階の定額制サービスです。通信量に応じて料金が上がっていき、一定のラインを超えると定額になるという料金体系が特徴です。最大通信速度は最大100Mbpsと控えめですので、ライトユーザー向けのプランといえるでしょう。

また、フレッツ光ライトでは2年間の継続利用を約束すると、「フレッツ光あっと割」の適用で月額料金が永年割引されます。「フレッツ光あっと割」を申し込むと、基本料金が400円/月、上限金額が400~1,000円/月も安くなります。

それでは、フレッツ光ライトの料金プランを、戸建てタイプと集合住宅タイプ別にご紹介してきます。

・フレッツ光ライト ファミリータイプ

フレッツ光ライトの月額料金は、基本料金に使用した分だけのインターネット料金と工事費分割分が加算されます。

ファミリータイプの設定料金は以下のとおりです。

  基本料金 従量料金 上限料金
利用量 320MBまで 320~1,320MB未満 1,320MB以上
月額料金 2,800円 (10MB×28円)+2,800円 5,600円
 +プロバイダ料

※フレッツあっと割引適用後1~2年目の料金を記載

こちらの表からもわかるように、ファミリータイプではどれだけ使ってもフレッツあっと割引を適用すれば5,600円の基本料金を超えることはないので安心ですね。

・フレッツ光ライト マンションタイプ

マンションタイプもファミリータイプ同様の方法で月額料金が算出されますが、設定料金が戸建てタイプより安く設定されています。

  基本料金 従量料金 上限料金
利用量 320MBまで 320~1,110MB未満 1,110MB以上
月額料金 2,200円 (10MB×28円)+2,200円 4,400円
 +プロバイダ料

※フレッツあっと割引適用後1~2年目の料金を記載

このように、フレッツ光ライトは、ネットをあまり利用しないライトユーザーにはお得なプランとなっています。しかし、フレッツ光ライトを契約していても、ソフトやセキュリティの自動アップデートが強制的に行われると、すぐに上限金額へ達してしまいますのでご注意ください。

フレッツ光西日本の対応プロバイダ

フレッツ光は回線とプロバイダが別契約となるため、ご自身でお好きなプロバイダを選ぶことができます。ただし、プロバイダを選択する際にはいくつか注意点がありますので、以下を参考に、ご自身に合ったプロバイダを見つけてみてください。

対応プロバイダはエリア・プランにより異なる

フレッツ光西日本を契約する際に利用できるプロバイダは、お住まいの地域またはフレッツ光の契約プランによって異なります。

エリア・プランごとの対応プロバイダは、公式サイトの「対応プロバイダ (https://flets-w.com/service/isp/)」よりご確認ください。

プロバイダを選ぶポイント

プロバイダを選ぶ際は、以下3ポイントに注目してみましょう。

・料金

プロバイダによって、月額料金は500~1,200円の幅があります。フレッツ光の月額料金は基本料金+プロバイダ料となっていますので、固定費を抑えたい方は料金の安いプロバイダがおすすめです。

・速度

夜間などの回線混雑を避けるために開発された「IPv6接続」は、プロバイダによって対応状況が異なります。夜間のネット利用が多い方や速度を重視したい方は、IPv6接続に対応したプロバイダを選択するようにしましょう。

・割引キャンペーン

プロバイダによって、「開通から〇ヶ月間割引」「〇ヶ月間無料」などの割引キャンペーンを行っている場合があります。先述した通り、フレッツ光は基本料金にプロバイダ料がかかりますので、固定費を抑えるためにも、このような割引キャンペーンを実施しているプロバイダは大変おすすめです。

NTT西日本 フレッツ光に申し込むべきかどうか

光回線は多くのキャリアから提供されていますが、その中からフレッツ光西日本を選ぶメリットはあるのでしょうか。
ここではフレッツ光西日本を申し込むメリットと注意点をまとめましたので、契約を検討している方は参考にしてみてください。

フレッツ光西日本のメリット

フレッツ光西日本を申し込むメリットは以下のとおりです。

・長年通信サービスを手がけているため、事業者としての信頼性は高い

フレッツ光は2008年から開始されている老舗の通信サービスです。
2018年9月末時点に行った調査では、西日本エリアで契約者数No.1(光コラボ回線の契約を含む)を取った実績もあるため、安心感や信頼性の高さは大きなメリットといえるでしょう。

フレッツ光西日本のデメリット

フレッツ光西日本を契約する際の注意点は以下のとおりです。

・NTT(フレッツ光)とは別にプロバイダ契約が必要

フレッツ光はNTT(フレッツ光)と別にプロバイダを契約する必要があるため、契約変更などを行う際は2つの窓口に問い合せをしなければなりません。同じ話を別の窓口にしなければならないという点は、少々手間となってしまいます。

・新規申込キャンペーンを行っていない

NTT西日本では、フレッツ回線を通信事業者に貸し出してサービスを展開する「光コラボ」を推進しているため、新規契約者向けのキャンペーンを積極的に行っていません。ソフトバンク光などの光コラボ回線はフレッツ光回線を利用していますし、高額キャッシュバックやスマホ割などお得な特典も多数用意されていますので、還元額の高さは、光コラボに軍配が上がるといっていいでしょう。

・料金が高い

先述した通り、フレッツ光はNTTとプロバイダの2社を契約しなければ利用できない光回線なので、料金は必然的に高くなります。また、フレッツ光にはスマホとのセット割がないため、通信費を安くすることもできません。

新規契約におすすめの光回線

これから新しく光回線を契約する方は、スマホとのセット割を実施している光回線がおすすめです!

この項目では、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアユーザー別に、おすすめの光回線をご紹介していきます。

ドコモユーザーはドコモ光がおすすめ

ドコモ光はフレッツ光回線を利用した光コラボのひとつなので、フレッツ光の品質をそのままに、ネット・電話・テレビなどさまざまなサービスを利用できます。

ドコモ光の料金は以下の表を参考にしてください。
プロバイダ料込の金額です。

  ホームタイプ マンションタイプ
月額料金 5,200円 4,000円
工事費 18,000円 15,000円

また、ドコモユーザーがドコモ光を契約すると、ドコモ端末の契約プランによって、以下のように端末料金から毎月割引が行われますよ。

ドコモ端末の料金に割引が効く光回線はドコモ光のみとなっていますので、ドコモユーザーはドコモ光を契約しましょう!

auユーザーにおすすめの光回線

auユーザーの方は、auスマホの料金が割引される「auスマートバリュー」対応の光回線を契約するとお得です。「auスマートバリュー」が適用されると、スマホ料金から最大2,000円の割引されます。「auスマートバリュー」が使える光回線は多くありますので、auユーザーの方は、以下で紹介する中からお好きな光回線を選択してみましょう。

・auひかり

「auひかり」はauが提供する光回線で、エリアは限定的ではあるものの、ホームタイプなら最大10Gの超高速通信が利用できます。「auスマートバリュー」を適用させるためにはネット+電話の同時契約が必須ですが、auひかりは電話をセットにしても、以下のように月額料金が安くなっている点が特徴です。

  ホームタイプ マンションタイプ
月額料金 5,100円 3,800円
工事費 37,500円 30,000円

※電話を追加する場合は+500円/月  ※上記料金プランは一例です。

auスマートバリューは、最大2,000円の割引ですので、auユーザーなら必ず加入したいサービスといえるでしょう。

・auスマートバリュー対応の電力系光サービス

「auスマートバリュー」は、以下の電力系通信会社が提供する光回線でも適用されます。

    コミュファ光 eo光 メガエッグ光 ピカラ光 BBIQ光
提供元  中部テレ
コミュニケーション
(KDDI子会社)
オプテージ
(関西電力子会社)
エネルギア・
コミュニ
ケーションズ
(中国電力子会社)
STNet
(四国電力子会社)

QTnet
九州電力子会社)

対応エリア  東海 関西 中国 四国 九州
月額
料金
ホーム
タイプ
5,550円 4,980円 4,200円 5,400円 4,000円
マンション
タイプ
3,980円 3,523円 3,200円 4,200円 3,800円
最大通信速度 1G
※10Gプランもあり
1G
※10Gプランもあり
1G 1G 1G

※上記は一例です。各種キャンペーンやプランによって異なります。

auスマートバリューは、ネット1回線につき、最大10回線までのau端末を適用できます。ご家族にauユーザーの多い方は、auひかりをはじめとするこれらの光回線を利用しましょう!

・auスマートバリュー対応の光コラボ

「auスマートバリュー」は、フレッツ光回線を用いた以下の光コラボ回線でも適用されます。

   ビッグローブ光 So-net光 @nifty光
提供元 ビッグローブ So-net @nifty
対応エリア 全国 全国 全国
月額料金 ホームタイプ 5,180円 5,580円 5,200円
マンションタイプ 4,080円 4,480円 3,980円
最大通信速度 1G 1G 1G

※上記料金は一例です。各種キャンペーンやプランにより異なります。

このように、「auスマートバリュー」に対応している光回線は数多くあるので、auユーザーの方は、さまざまな点で比較しながら、ご自身にとって最もお得な事業者と契約しましょう。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめの光回線

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、ソフトバンク及びワイモバイルスマホの料金が安くなる「おうち割 光セット」に対応した光回線を契約しましょう!

「おうち割 光セット」は、ソフトバンク・ワイモバイルスマホの料金から最大1,000円の割引が2年~永年続く割引サービスです。ネット1回線につき最大10台までのソフトバンク・ワイモバイルスマホが適用されるので、ご家族にソフトバンクまたはワイモバイルユーザーの多い方ほど割引額が大きくなりますよ。

「おうち割 光セット」が適用される光回線は、以下2つです。

・ソフトバンク光

ソフトバンク光は光コラボ回線なので、エリアや最大通信速度はフレッツ光と同じになります。

提供元 ソフトバンク
対応エリア 全国
月額料金 ホームタイプ 5,200円
マンションタイプ 3,800円
最大通信速度 1G

ソフトバンク光はでおうち割を適用するには、別途オプション契約が必要です。詳細は下記記事にて詳細を記していますので、ご覧ください。

・NURO光

NURO光は、最大2Gbpsの高速通信が標準装備されている光回線です。

提供元 ソニーネットワークコミュニケーションズ
対応エリア 関東・東海・関西・九州の一部エリア
月額料金 ホームタイプ 4,743円
マンションタイプ 1,900~2,500円
最大通信速度 2G
※10Gプランもあり

NURO光は独自回線なのでエリアは限定的ですが、料金の安さと標準で2Gという通信速度は大変魅力的です。

NURO光とソフトバンクのスマホを利用すると、スマホ代が最大1,000円割引になるおうち割も適用可能です。

関東・東海・関西・九州にお住まいの方は、NURO光の契約もおすすめですよ!

まとめ

NTT西日本 フレッツ光は、北陸・東海・関西・中国・四国・九州・沖縄で利用できる光回線で、最大1Gの通信速度が利用できます。料金プランは定額制と従量課金制の2プランから選択できますが、フレッツ光の料金だけでなくプロバイダ料もかかるため、料金が高くなってしまう点は注意が必要です。

NTT西日本はフレッツ光新規契約者向けのキャンペーンを積極的に行っていないかわりに、光コラボ回線を推薦しています。同品質のネット環境を安く利用したいのであれば、スマホとのセット割や新規契約者向けキャンペーンを行っている光コラボの契約を検討してみましょう!

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