LINEMO(ラインモ)を検討されている方必見!LINEMOの料金プランや申し込み方法、対応機種や注意点、メリットとデメリットについて解説いたします。
LINEMO(ラインモ)とは?
LINEMO(ラインモ)とは、ソフトバンクが運営するサービスブランドの一つです。ソフトバンクは、「SoftBank(ソフトバンク)」「Y!mobile(ワイモバイル)」をサービスブランドとして展開していましたが、LINEとソフトバンクの子会社であるYahoo!が経営統合し、LINEが運営していた、「LINEモバイル(ラインモバイル)」の事業をソフトバンクに移し名称変更したのが「LINEMO(ラインモ)」です。
LINEモバイル時代は大手通信キャリアから回線を借りてサービス提供するMVNOとして展開してきましたが、LINEMOでは事業者がソフトバンクとなるため、ソフトバンクの回線をそのまま利用できるようになりました。
LINEMOの料金プラン
LINEMOは以下2つの料金プランから選べます。
月間20GBまでデータ使用可能で、月額2,480円(税込2,728円) のスマホプラン
月間3GBまでデータ使用可能で、月額900円(税込990円) のミニプラン
データ通信について、スマホプランで月間データ通信量が20GBを超過した場合、通信速度は最大1Mbpsに制限されます。ミニプランの場合は月間データ通信量が3GBを超過すると、通信速度が、最大300Kbpsに制限されます。
LINEギガフリー
LINEMOは、LINEアプリを利用したLINEトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費がゼロ(ギガカウントフリー)です。
月間データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちません。
これは、ドコモの格安プランahamoや、auのpovoにはないLINEMOの特徴といえます。
ただし、トークでの位置情報の共有・Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など一部LINEギガフリーの対象外がありますので注意が必要です。
一般通話・SMS料金
LINEMOは一般通話も、SMSも利用可能で通話料・通信料は、ソフトバンクなどと同じ料金設定です。
通話料 |
20円(税込 22円)/30秒 | |
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SMS |
送信 |
3円(税込 3.3円)/1通[70文字まで] |
受信 |
無料 |
オプションサービス
LINEMOでは、一般通話の5分間何度でも通話し放題や、かけ放題といったサービスは含まれていませんがオプションサービスとして追加できるようになっています。
1回5分以内の国内通話が無料の「通話準定額」と国内通話が無料の「通話定額」があります。
通話準定額 | 500円(税込550円)/月 |
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通話定額 | 1,500円(税込1,650円)/月 |
LINEMOでは現在「通話オプション割引キャンペーン」を実施しており、「通話準定額」か、「通話定額」を申込と、利用開始月含む13ヶ月間、オプション料金から500円(税込550円)割引されます。
通話オプション割引キャンペーン
つまり、「通話準定額」は13ヶ月間 月額実質無料、「通話定額」なら13ヶ月間 月額実質1,000円(税込1,100円)で利用できるわけです。
LINEMOを新規契約した月から13ヶ月間割引対象となり、13ヶ月間の中であればいつ「通話準定額」「通話定額」を付けても期間中は割引が適用されます。ただし「通話準定額」「通話定額」を付けていない期間も13ヶ月はカウントされます。
LINEMOを新規契約するなら「通話準定額」は実質無料ですので付けておいた方がおトクということですね。もちろん不要な場合14ヶ月目から通常料金になるため、早めにオプション解除しておきましょう。
データ量の追加購入
月間データ使用量を超過してしまった場合、1GB単位で追加購入が可能です。
データ量の追加購入 | 500円(税込550円)/1GB |
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また、オートチャージにも対応しており、予め設定しておけば、毎回追加購入しなくても、自動で「少なくなったら足すだけ」というのも可能です。その分使いすぎには注意しましょう。
初期費用や契約期間・違約金・その他費用は?
LINEMOを契約する上で、初期契約事務手数料といった費用はありません。契約期間や違約金も設定されていませんので安心して契約できます。また契約中や解約時の事務手数料は以下の通りです。
初期費用と契約期間
契約事務手数料 | 0円 |
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契約期間 | なし |
契約中のSIMの変更・再発行時の費用
SIMカード 再発行手数料 |
0円 |
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eSIM 再発行手数料 |
0円 |
SIM変更手数料 (SIMカードと eSIMの変更) |
0円 |
解約時や転出時の費用
契約解除料 | 0円 |
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ドコモやau、楽天モバイル、格安SIMへMNP転出手数料 |
0円 |
ソフトバンクまたはワイモバイルへのりかえ手数料 |
0円 |
ソフトバンク、ワイモバイル、ドコモ、au、UQmobile、楽天モバイルから電話番号を継承して移行(MNP)する際も転出費用及び、LINEMO側での費用はかかりませんが、現在契約中サービスの違約金や端末残債が発生する場合がありますので予め自身の契約内容を確認しておきましょう。
LINEMOは5G回線も対応
LINEMOは、5G回線に対応していますので5G回線も利用できます。申込不要で料金プランも変わらず利用できます。
ただし、LINEMO(ソフトバンク)に限らず5G提供エリアはまだまだ限定的ですので、あったらいいなくらいで考えておきましょう。
LINEMOの支払い方法
LINEMOの支払い方法はクレジットカードか口座振替か選べます。
対応しているクレジットカード会社はVISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubです。
口座振替に対応している金融機関はコチラから確認できます。
ソフトバンク・ワイモバイルの支払方法を引き継げる
ソフトバンクもしくはワイモバイルから乗り換えの場合、利用中のクレジットカードや引き落とし口座をそのままLINEMOの支払いに引き継ぐことができます。
ただし、支払方法を引き継ぐことができるのは、ソフトバンク・ワイモバイルの契約者と同一名義のクレジットカードまたは口座に限ります。
LINEMOのメリット
回線品質・スピードが安定している
LINEMOのメリットは大手通信キャリアのソフトバンクが運営している為、大手通信キャリアから回線を一部借りてサービス提供しているMVNOと違い、回線品質は安心できます。
MVNO並みの格安プランが選べる
LINEMOは月間20GBのスマホプラン 月額2,480円(税込2,728円)だけでなく、月間3GBのミニプラン 月額900円(税込990円)も選べる為、データ使用量が少ないユーザーも毎月の料金を安く抑えられます。
LINEトークと通話が無制限
LINEMOの決定的なポイントであるLINEトーク、LINE通話がデータカウントフリーで使い放題である点は他にはないメリットと言えます。
ソフトバンクまとめて支払いに対応
LINEMOはソフトバンクが運営している為、キャリア決済(スマホ料金に合算して支払う決済方法)である「ソフトバンクまとめて支払い」に対応しています。
App Store、Apple Music、iTunes Store や、Google Playなどのデジタルコンテンツの支払いや、Amazonの利用、PayPayの残高チャージに利用できます。
LINEMOのデメリット
LINEMOミニプランのデメリット
まず、料金が安いLINEMOミニプランに限ったデメリットですが、3GBを超過した際、通信速度は300Kbpsに制限されます。スマホプランでは超過時の速度制限1Mbpsです。
300Kbpsになると動画視聴はかなり厳しいと言えます。この点は注意が必要です。
対応はオンラインのみ
魅力的なLINEMOですが、オンライン専用プランのため、申込契約や契約内容変更などは全てオンライン(WEB上から)のみとなります。トラブルがあった際もオンラインでしか対応してくれません。もちろん電話によるカスタマーセンターもありませんし、ソフトバンクショップに行っても対応してもらえません。
みんな家族割、おうち割などは対象外
各種割引サービス(みんな家族割+/おうち割 光セット/家族割引サービス/おうち割 光セット(A)など)は適用対象となります。
キャリアメールなし
LINEMOでは、キャリアメール @softbank.ne.jp、@i.softbank.jp、@ymobile.ne.jp、@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@au.com、といったメールアドレスが提供されていません。
メールはGmailやYahooメールなどのメールアドレスを頼ることになります。
留守電サービスなどのオプションなし
LINEMOでは留守番電話サービスなどのオプションは提供されていません。
また、ソフトバンクやワイモバイルで適用されているYahoo!プレミアム利用料金割引が無くなります。
以下LINEMOでは利用できないソフトバンクのオプションサービス一覧
・Yahoo!プレミアムの利用料金割引
・ソフトバンクWi-Fiスポット
・留守番電話
・転送電話
・割り込み電話
・グループ電話
・ナンバーブロック
・迷惑電話ブロック
・位置ナビ
・一定額通知サービス
・一定額ストップサービス
・着信規制/発信規制
・端末保証オプション
・データシェアオプション
・Apple Watch モバイル通信サービス
スマホ端末のセット販売はなし
LINEモバイルの時にはスマホセット販売を行っていましたが、LINEMOではスマホ端末のセット販売を行っていません。LINEMOを利用するには、予めLINEMO対応機種を用意しておく必要があります。現在利用中のスマホ機種がLINEMOに対応しているか確認しておきましょう。所有していない場合は、端末のみ別途購入が必要です。
LINEMO対応機種はコチラで確認ができます。
以上のメリットデメリットを確認したうえで申込しましょう。
申込方法はLINEMOの申込方法・手順は?利用開始までの時間は?申込前に用意するものは?合わせて解説! をご覧ください。
LINEMOについてのまとめ
LINEMOは大手通信キャリアソフトバンクが運営するオンライン専用のサービスブランドで、月間20GBまでデータ通信可能で、月額2,480円(税込2,728円)のスマホプラン、 月間3GBまでデータ通信可能で、月額900円(税込990円) のミニプランから選択でき、コストパフォーマンスに優れています。
また、LINEトークやLINE音声通話、LINEビデオ通話がカウントフリーで使い放題となるため、LINEをよく利用する方には魅力的なプランとなっています。
ただし、オンライン専用プランということもあり、サポートは全てオンラインのみの対応です。
サポート面が不安な方は、LINEMOではなく、Y!mobileかUQmobileがおススメです。Y!mobileはLINEMOと同じくソフトバンク運営のサービスブランドでメインブランドのソフトバンクよりも価格設定が安く、ショップ対応もしています。UQmobileはKDDIが運営するサービスブランドで、こちらもY!mobile同様に価格設定が安く、ショップ対応もしています。
価格だけでなく、サービス面やサポート面など総合的に見てどのサービスブランドが良いか検討されてはいかがでしょうか。