マンションでWi-Fi・インターネット契約には注意点あり!失敗しない選び方

マンションなどの集合住宅でインターネットを契約する際には、一戸建ての場合とは契約や工事の方法などが大きく異なります。また、お住まいの集合住宅の工事の状況によっても、契約の内容が変わります。

ここでは、集合住宅でのインターネット契約、光回線を個人契約したい人におすすめの回線、工事不要のモバイルWiFiについてご紹介します。

マンションでのインターネット契約には3パターンある!

集合住宅のインターネット環境の違いによって、インターネット契約には次の3パターンが存在します。

1.マンションに導入済みの光回線を契約する
2.個人で光回線を導入する(個別に引き込む)
3.モバイルルーター・ホームルーターを契約する

それぞれのパターンについてご説明します。

マンションに導入済みの光回線を契約する

すでに集合住宅に光回線が引き込まれているパターンでは、大掛かりな工事をする必要はなく、インターネットを使うことが可能です。

インターネット完備」などの場合は、各住戸まで配線済みで、プロバイダ契約もすでにされています。この場合は、自分で契約しなくてもインターネット利用ができ、ネット利用料金が家賃に含まれていることもあります。
ただし、このケースでも初期費が無料でない場合もあります。共有部分までしか回線が引かれていない場合は、部屋までの配線工事とプロバイダ契約が必要です。また、室内にルーターなどの機器が設置されていない場合は、自分で設置する必要があります。

個人で光回線を導入する

集合住宅に光回線が引き込まれていない場合は、個別引き込み契約となり新規に開通工事する必要があります。この場合、戸建てタイプを契約することになります。
工事する場合には、オーナーや管理会社に工事申請する必要もあります。

また、集合住宅の規模やエリアなどの状況次第で開通まで2ヶ月以上長期化することがあり、場合によっては光回線の開通工事ができないこともありますので、注意が必要です。

モバイルルーター・ホームルーターを契約する

集合住宅に固定回線を引かなくても、モバイルルーターやホームルーターを契約すれば、工事不要でインターネットを使うことが可能です。

モバイルルーターやホームルーターとは、各地の基地局に無線で接続するサービスのことです。「WiMAX」などのモバイルルーターを契約すれば、すぐに使うことが可能です。

ただし、モバイルルーターには通信制限があることが多いので、注意が必要です。通信制限とは、例えば1ヶ月に通信できるデータ量が決まっており、それを超えると月末までは通信速度が低速になるなどのケースがあります。

通信制限がないプランもありますので、動画をよく見るなど、普段から通信量が多い人は、注意が必要です。

基本的にはマンションに導入済みの光回線を契約するのがベター

引越しする際には、集合住宅にすでに導入されている光回線を利用して契約するのが最もいい方法です。なぜなら、開通できる可能性が非常に高いうえ、月額料金も個別引き込みなどに比べると安く済みます。また開通納期としても約2週間程度と早いためです。

ここでは、集合住宅でのインターネット回線契約についてご説明します。

マンションのインターネット導入状況の見分け方

集合住宅を選ぶ際には、インターネット周りの環境を確認してから入居しましょう。例えば、以下のような条件の物件を選べば、すぐにインターネットを利用できます。

・インターネット無料
・インターネット完備(導入済み)
・光ファイバー(ブロードバンド)対応マンション

導入済みの光回線を契約する場合の手順

光回線導入済みの集合住宅で光回線を契約する場合、どうすればよいかをご説明します。

インターネットが備え付けられている場合

すでに各住戸まで配線されておりプロバイダ契約済みの「インターネット完備」などの物件の場合、基本的には利用手続きや工事は不要です。LANケーブルをコネクタに指すだけで、インターネットを使えます。プロバイダ契約がされていない場合は、自分でプロバイダ契約をします。
ただし、無線LANを使いたい場合は、設備によっては自分で機器を設置する必要があります。

備え付けネット(無料ネット)は要注意!

引っ越しで部屋を選ぶ際、「インターネット無料」「インターネット完備」と記載されている物件は注意が必要です。全戸一括で一つの光回線を引き込み、入居者全員で共有する方式月額料金は無料となるケースが多いのですが、まず月額料金は大体は家賃に含まれています。入居後すぐ利用できるメリットはありますが、入居者全員で共有するため、Wi-Fi・インターネットの通信速度は遅くなり易いのです。さらに、オンラインゲームなどする際にも、一般的な通信環境とは少し異なるため、不具合が出ることもある様です。もちろん提供元の事業者によってシステム構築が異なる為、全てがそうなる訳ではありません。

共有部分まで配線されている(マンションタイプ)場合

利用希望者がそれぞれ好きなプロバイダーを選んで契約できるマンションタイプ(共有部分まで配線されている場合)は、マンション・集合住宅で対応している通信会社と契約を行い、工事(基本的には宅内にモデムなどを設置するだけ)することで利用可能となります。備え付けネット(無料ネット)とは異なり、マンション・集合住宅で対応しているサービスであれば、契約プランなど選択肢があります。例えば、NTTの光回線を利用した光コラボレーション(ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光など)やauひかりマンションタイプといったサービスです。これらは申込契約から開通まで2~3週間程度要しますので、年度末など引っ越しが集中するシーズンはできるだけ早めに予約を取ることをおすすめします。

マンションで個別引き込み契約する場合のおすすめ光回線

集合住宅で光回線を個別引き込みで契約する際に、おすすめの光回線をご紹介します。

速度重視の人は「NURO光」だが・・・

NURO光は速度重視の人におすすめの光回線です。集合住宅でNURO光を契約する場合、「NURO光for マンション」と「NURO光マンションミニ」の二つからとなります。
それぞれのプランの違いについてご説明します。

NURO光for マンション

「NURO光for マンション」いわゆるマンションタイプというもので、物件全体で利用できるようにするプランです。月額料金が非常に安いですが、一つの集合住宅で最低4人の契約者数を確保できなければ契約できません。また、契約者数が増えると安くなっていきます。

例えば、同時契約人数が4~6人だと月額料金が2,500円ですが、10人以上だと1,900円まで安くなります。

一方で、契約に関するデメリットとして、契約者を最低4人集める必要があり、契約者が減って4人以下になると解約する必要があるという点があります。解約になった場合、初期導入費用は残された契約者が全額負担することになります。
また、1つの光回線を複数人で共有するため、回線が混雑する時間帯には通信速度が遅くなるというデメリットもあります。

NURO光マンションミニ

「NURO光マンションミニ」は最低契約者数が設定されておらず、1人でも契約が可能です。個別に引き込むタイプでイメージ的には戸建てタイプと同様です。以前は集合住宅の階数の制限もありましたが、今は撤廃されています。

月額料金は4,743円と高めですが、通信速度は「NURO光for マンション」よりも安定しています。
上記のプラン以外にも、「NURO光10Gs/6Gs」という世界最速といわれるプランもあります。ただし、このプランは5階建て以下の集合住宅限定なので、注意が必要です。

NURO光を契約する際に気をつけたいのが、対象エリアが全国区ではないということです。
対象エリアは、2019年11月時点で以下の都道府県となっています。

関東:東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬
東海:愛知、静岡、岐阜、三重
関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
九州:福岡、佐賀

NTTの光回線と比較すると高速ではありますが、その分設備導入に求められる条件が厳しく、NTTの光回線を個別に引き込む場合と比較すると開通できる可能性が低いのが欠点です。2,3ヶ月待ったが結局開通できなかったという場合もあるようですので、その点覚悟が必要です。

auユーザーなら「auひかり」だが・・・

スマホや携帯などがauの方におすすめなのが、auひかりのマンションプランです。

auひかりの月額料金はマンションプランの違いによって異なりますが、4,000円前後です。マンションプランは集合住宅にその設備が導入されている必要があります。設備導入されていない場合は、個別に引き込む方法となり、料金は戸建てプランとなります。
契約プランによっては以下の地域で利用できません。

契約プラン 対応外地域
マンション 沖縄県
ホーム 滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・福井県・岐阜県・愛知県・静岡県・三重県・沖縄県

auひかりにプラスして月額料金500円の光電話を契約すればスマートバリューが適用され、auのスマホや携帯の月額料金の永年割引を受けられます。最大10回線のau端末に適用可能なので、家族でauを使っている場合にはお得です。

また、通信速度を重視する場合は、「auひかり ホーム10G」という高速プランがおすすめです。ただし、対象エリアが、東京、神奈川、埼玉、千葉の一部エリアに限定されており、3階建て未満の集合住宅限定なので、ご注意ください。

マンションで光回線を個別引き込みで開通するのは簡単ではない!

集合住宅で光回線を個人契約するのは、非常にハードルが高いといわれています。ここでは、集合住宅で光回線の工事を行うまでのフローをご説明します。

1.エリア確認
まずは、お住まいの集合住宅が契約したい光回線の対象エリアに入っているかを確認します。それぞれの光回線のホームページで検索して確認しましょう。
2.オーナーや管理会社の許可を取る
光回線の工事をして問題ないか、集合住宅のオーナーや管理会社の許可を得る必要があります。許可が下りれば回線工事ができますが、下りなければ光回線を引くことはできません。
3.申込、現地調査、導入承認、回線工事
光回線の申込後、現地調査予約をして申込者立会いのもと、現地調査を実施、調査結果を元に必要に応じてオーナーまたは管理会社へ導入許可の確認。問題なければ、工事日を決定し開通工事、インターネットが利用可能になります。

インターネット未導入、工事もできないマンションではモバイルWiFiを検討しよう

お住まいの集合住宅にインターネットが導入されていない、または、オーナーや管理会社の許可が下りず、回線工事ができないなど場合は、モバイルWiFiの導入をおすすめします。モバイルWiFiなら、必要な機器を導入するだけで工事は不要ですし、導入すればすぐにインターネットを利用できます。

ここでは、おすすめのモバイルWiFiをご紹介します。

無制限プランでプロバイダも多数の「WiMAX」

モバイルWiFiでおすすめなのが、無制限プランもあり、多くのプロバイダから選べる「WiMAX」です。月間データ容量の上限がない「ギガ放題プラン」なら、月額4,380円で高速通信が可能です。
モバイルは自宅以外の外でも利用できますが、据え置き型のホームルーターも選択でき、パソコンやスマホなどを同時に接続できます。

ただし、WiMAXは3日間で10GB以上の通信をした場合、通信速度が制限されます。

データ量上限がない、速度制限もない「どんなときもWiFi」

「どんなときもWiFi」は日本初の完全無制限WiFiです。au、ドコモ、ソフトバンクの3つのキャリアの中から、つながりやすいキャリアの回線を自動選択するため、どこにいても快適な通信ができます。

料金プランは一律3,480円/月と、シンプルでわかりやすいのも大きな特徴です。

まとめ

集合住宅でインターネットを契約する際には、「マンションに導入済みの光回線を契約する」「個別引き込みで光回線を導入する」「モバイルルーター・ホームルーターを契約する」の3パターンがあります。

導入済みの光回線があれば簡単に契約できますが、集合住宅で光回線の個別引き込みをするのは手続きが煩雑で面倒なこともあり、あまりおすすめできません。なぜなら、エリア対象になっていない、エリア対象でも集合住宅のオーナーや管理会社の配線工事の許可が下りないなどのケースもあるからです。

集合住宅でインターネット契約をする場合は、面倒な回線工事が不要で即日利用可能な、モバイルWiFiを利用することをおすすめします。

お住まいの集合住宅の状況をしっかりと確認し、最も適したインターネット回線を選ぶといいでしょう。

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