スマホ代を安くする方法!格安SIMキャリア10社を徹底比較!速度は?料金は?注意点も合わせて解説!

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スマホを安くする方法!?格安SIMを徹底比較 格安スマホ(MVNO)

スマホ料金を安くする方法をご存知ですか?格安SIMキャリアやMVNOって聞いたことがあるかもしれませんが、実際どういったものか、乗り換えた方がいいのか、違いは何か。そういった疑問を解説いたます。

格安SIMキャリアってそもそも何かというと、MVNOの事を指します。

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MVNOってなに?

スマホキャリアは大きくわけてMNOMVNOがあります。

MNOは「移動体通信事業者」の略で、回線設備やアンテナを用意してサービス提供をしている事業者です。現在日本国内では、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイル4社です。

MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略で、MNO事業者から回線を借りて自社ブランドとしてサービス提供する事業者です。料金設定やサービス内容をMVNO独自で決定し、サービス提供しています。
MVNOは大手のOCNモバイルONE、マイネオ、LINEモバイル、イオンモバイルなど含め日本全国数百社あります。

MVNOとは
MVNOの提供イメージ

MNOとMVNOの違いとは

MNOとMVNO提供会社が異なることは分かりましたが、何が違うのでしょうか。

  MNO MVNO
通信速度 高速 低速~中速
料金 平均6,000円以上 約500円~
スマホ端末 豊富
特にハイスペック(高機能)端末が多い
ミドルスペック(中機能)端末が多い
キャリアによっては端末用意なし
サポート ショップ(実店舗)多い
サポート厚め
ショップ少ない
サポートは薄め(キャリアによる)

MNOはアンテナや回線設備の建設や保守メンテナンスなど様々にコストがかかるため利用料金は高めの設定となっていますが、その分、通信速度やサポート・サービス面は充実しています。

一方MVNOはMNOから一部回線を借りて安く提供するため、かかるコストをできる限り省いています。最低限のサポートやサービスはあるものの、MNO並みのサポートやサービスというわけにはいきません。とにかく料金を安くしたい方には最適です。

ここがMNOMVNOの大きな違いと言えます。

格安SIMキャリア(MVNO)を比較

では、MVNOを契約するとなった際、どこと契約するか選択する必要があります。数ある格安SIMキャリア(MVNO)から契約するキャリアを選ぶのはなかなか大変です。
数百あるMVNOにはそれぞれプランも豊富に用意されていますので星の数ほどのプランから選択することになります。

そこで、今回はスマホ代を安く抑えたい方が検討される格安キャリアとして人気の高い10社を各プラン・料金で比較してみたいと思います。

格安SIMキャリアを比較する前に

プラン比較をする際に、単純に金額だけ見るのではなく、利用者が必要なサービスや利用状況を見て、検討する必要があります。各社様々なプランやサービスを用意していますので、ある程度絞り込んでから比較しましょう。

まず毎月のデータ使用量がどの程度か把握しましょう。

毎月の請求書やWEB上の会員ページで毎月のデータ使用量が確認できます

MNOのドコモなら「my docomo」、auなら「My au」、ソフトバンクなら「My SoftBank」アプリでチェックできます。スマホにアプリが入っていない場合(iPhoneの場合は最初からインストールされていません)は、ダウンロード・インストールしてみましょう。もちろんアプリは無料です。

格安SIMキャリアの料金プランを比較

月間データ使用量がチェックできたら、自分のあったデータプランで、料金比較してみましょう。

また、今回はMNOとして2020年4月より新規参入した楽天モバイル、MNOソフトバンクサブブランドワイモバイル」、au(KDDI)サブブランドUQモバイル」も合わせて比較します。

お手軽プランでの料金比較(3GB)

自宅や職場で光回線を利用したWi-Fi環境があり、スマホでのデータ通信は移動時のみ。という方には3ギガプランがおススメです。移動中にデータ通信する程度なら月間容量は3ギガで十分です。

比較表の容量は月間上限容量。制限時速度は月間容量をオーバーし制限された際の最大通信速度です。利用回線はどこのMNO事業者から回線を借りて提供しているかです。

料金だけで見てみると、OCNモバイルONELINEモバイルmineoAプランが安いですね。イオンモバイル3GBのプランがないため4GBプランとなりますが、それでも1,580円ですからコストパフォーマンスは一番いいと言えます。

楽天モバイルはデータ無制限?

楽天モバイルに関しては判断が難しいところです。東京、大阪など一部の楽天モバイルエリアでの利用なら無制限となり、優れたコストパフォーマンスですが、現状ではまだまだエリアが追い付いておらず、au回線を借りている状況。au回線を利用している際の月間上限は5GBとなりますので、コストパフォーマンスは悪くなってしまいます。

とはいえ、楽天モバイルは現在月額料金1年間無料という太っ腹なキャンペーンを実施中です。
違約金もかからないので試してみたい方は楽天モバイル1年間無料キャンペーンサイトへ

ちょうどいいプランでの料金比較(6GB)

自宅に固定回線が無くても、動画をほとんど観ないという方なら6GBでも間に合うかもしれません。

6GBプランで料金を見てみると、OCNモバイルONEイオンモバイルが最安となります。

UQモバイルワイモバイルは該当するプランが現状ありません。次の10GBプランが用意されています。

しっかり使うプランでの料金比較(10~12GB)

通勤通学などの移動中に動画などを視聴される方はしっかり使える10~12GBプランでどうでしょう。

OCNモバイルONEはここでも最安とリードしていますが、UQモバイル制限時速度1Mbpsと少し緩和されています。10GBを使い切ってもある程度は通信できるでしょう。同様にワイモバイルも制限時速度が1Mbpsですが、少し割高感があります。これは10分間通話無料サービスセットになっているためです。

10GB以上のプランになってくるとユーザー自身が求めるもの(通信速度や端末性能など)も高くなる傾向にありますので、UQモバイルワイモバイルが良いかもしれません。

もちろん料金だけでは判断できないところも当然あります。スマホですから、電話の通話料金プランも気になります。

格安SIMの通話かけ放題比較

続いて、各社の通話かけ放題サービスを見ていきましょう。

各社通話かけ放題プランをしっかりと用意しています。このかけ放題プランの大きな違いは専用アプリを利用したサービスかどうかです。

UQモバイルワイモバイルそして、日本通信SIM専用アプリを利用せずかけ放題サービス利用可能です。この3社以外は独自の通話専用アプリを利用した通話となります。専用アプリを利用することで、通話料を安くする仕組みです。

また、ワイモバイル10分かけ放題日本通信SIMかけ放題のサービスが組み込まれたプラン設計となっていますので、その分基本料金が少し高めに設定されています。

かけ放題プラン同様にMNOで展開されているのが光回線とのセット割引きです。

格安SIMのセット割は?

MNOドコモ、au、ソフトバンク)は自宅の光回線とのセット契約によるセット割でスマホ料金の割引きを謳っていますが、格安SIMはどうでしょうか。

ワイモバイルソフトバンク光OCNモバイルONEOCN光ビッグローブモバイルビッグローブ光IIJmioIIJmioひかり、でそれぞれセット割引が用意されています

ただし、ビッグローブIIJmioは端末台数関係なく1回線につき1つの割引です。

OCNモバイルONEは、スマホ1台あたり割引が適用されますが、最大5台分までとなります。

ワイモバイルは運営会社がソフトバンクとあって、割引額も多くなっています。

格安SIM各社の特徴

格安SIMというと料金だけに注目されがちですが、それぞれ特徴があります。
料金も一つの特徴ではありますが、サービス人気サポートなどどうでしょうか。

実店舗があるか

格安SIMを利用するうえで、慣れていないユーザーは不安もあります。電話や店舗でのサポートを受けられるかも大きなポイントですね。

この中でショップ数一番多いのはワイモバイルです。ソフトバンクショップと併設されていたり、大手家電量販店内にあったりもしますね。次にUQモバイル。こちらもKDDI系とあって全国に展開しています。その次はイオンモバイルです。全国のイオン約200店舗でサポート対応しています。

楽天モバイルは、これから徐々に展開していくようですがまだまだ少ないと言えます。店頭でいろいろ聞きたいという方はこの点も注目です。

その他は大手家電店の格安SIMコーナーで一部展開しているくらいのようです。

格安SIMの通信スピードは?

料金が安くても、通信速度や品質が悪くては使い物になりません。

各社の通信速度について、一般ユーザー計測したデータが集約されている「みんそく」とIT系情報機関のMMD研究所のデータを参考に見てみましょう。

何れもダウンロード速度(単位はMbpsです)をまとめたものです。
評価は高いものから、●→〇→▲→△としています。?は判定不能です。

MVNO各社はMNOから回線を借りてサービス提供していますが、複数社から借りて、プラン構成しているMVNOが多くありますので利用回線ごとに分けてデータを見てきましょう。
また、MVNOが利用回線を分けている理由後述をご覧ください。

やはり大手通信キャリア(MNO)が運営しているUQモバイルワイモバイルが高速で通信できるようです。

続いて、マイネオ、OCNモバイルONE、ビッグローブモバイル、イオンモバイルがなかなか良い速度がでているようです。

LINEモバイルは通信速度においては苦戦しているような印象ですね。

楽天モバイル日本通信SIMは、最近開始されたサービスのため、データが出揃っていない状況です。

通信速度において、平均15~20Mbpsでれば、YouTubeなどの動画サービスは問題なく視聴できます。
30Mbps以上であれば、基本的に困ることはないでしょう。

MVNOの注意すべき利用回線

MVNOMNOから回線を借りてサービス提供していることはもうお伝えしている通りですが、MVNOによってはMNO1社だけでなく2社または3社から回線を借りて提供しているところもあります。

前述の回線速度の表にもあったように、例えばマイネオLINEモバイルドコモ、au、ソフトバンクそれぞれから回線を借りて提供しています。なぜ1社だけでなく複数社なのでしょうか。

スマホ端末ごとに受信できる電波が違う

スマホはご存知のように、MNOが建設した最寄りのアンテナから発せられる電波を受信して通信できる仕組みですが、その電波は国によって管理され、各事業者ごとに割り振られています。

MNOが利用している電波は複数の種類があり、例えばドコモなら9種類の電波を割り振られています。auソフトバンクも同様に複数の電波が割り振られています。

しかし、スマホ端末は基本的に、それぞれすべての電波を利用できるようには設計されていません
全ての電波を利用できるようにするにはそれなりの部品やコストがかかりますので、必要最小限で設計されます。

特にMNOが販売しているスマホ端末はMNO専用に納品されていることも多くあり、そのMNOの電波メインでアンテナをつけていたりします。

こう言った状況から、スマホ端末及び、契約するキャリアによっては一部の電波を利用できないことがあるのです。

マイネオ、LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの回線を利用したプランを選択できるため、そのまま問題なく利用できる可能性が非常に高いと言えます。

いずれにしても、利用しているスマホ端末をそのまま利用して、MNOからMVNOへ。またはMVNOからMVNOへ移行する際には、移行先のキャリアへその端末が問題なく利用できるか確認を取りましょう。

格安SIM(MVNO)は結局どこがおススメ?総合評価は?

格安SIMキャリア(MVNO)の料金プランや通話サービス、セット割や通信速度などから、結局どこがおススメなのか。前述の比較表などまとめて見てみると、

OCNモバイルONEが一番バランスが取れているように思えます。次に、マイネオイオンモバイル

家族での利用で光回線とのセット割を考えるならワイモバイルが良いでしょう。料金が格安SIMの中で見ると通話し放題が組み込まれている分割高になりますが、セット割を適用すればその分は安くなりますし、店舗数も多く安心度は高いかもしれません。

サービス品質ではワイモバイル同様に大手キャリアのサブブランドであるUQモバイル。セット割はないものの、通信速度は一番速く料金もまずまずといったところ。

ユーザーの利用状況や家族環境などによって選択肢は変わってきますしので参考に検討してみましょう。

イオンモバイル

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